何者にもなれていない人間の、もがき記録

何でもない自分。「何者」に憧れて、もがいています。

久しぶりの日本酒

外食をしなくなったから
日本酒を飲む機会がすっかり
なくなってしまった。

何年かぶりに伺った和食やさんで
いただいた、文佳人 夏純吟 おばけラベル。

ラムネのような、しゅわっと
すっきりさわやか。
日本酒は好きなのだが、飲み続けると
口のなかにたまる甘さが
不快になってくる。
この日本酒は、そんなことがなく
くいくいずっと飲んでいられそうだ。


控えていた外食だが、
ぼちぼち出掛け始めている。
家飲みの楽さに慣れきってしまったが
出掛てみると、外食の良さを
しみじみ感じる。

こんな時心のなかで呟くのは、
本物の何者である海原雄山氏のことばだ。

私は、ぜいたくが好きな男だ。
美味しいものが好きな男だ。

家で飲むハイボールもワインも、
ベランダ栽培の枝豆もきゅうりも、
自分で串打ちした焼き鳥も、
十分美味しい。
何より、安いし。

でも、外でプロが選ぶそれらは、違う
満足度と経験値を与えてくれる。
色がまったくついていないのに
味が染みている根菜や
きらきら輝いているお刺身
選んでくれる好みのお酒たち。
それらが合わさる、
時間と空間、人々との会話。
至福を感じながら
やっぱり、
わたしは美味しいものが好きだ
と、呟きたくなる。
もっとも、雄山氏の言いたいところは
少し違うのだが。

要は、料理ベタがおうちごはんばかりでは
停滞してしまうので、外にも出よう!
(経済的に許される範囲で)
そして、一回一回の食事、
食べたいと思うものを、
丁寧にしたいなと。

ちなみに、海原雄山は、
漫画「美味しんぼ」に出てくる御仁です。


美味しかった、おばけたち。
やっぱり、外で飲むとお高いんだけど
きっちき管理した、好みに合うものを
サーブしてくれるからね。

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